気になるワイン その432014年12月11日(木)

 上品なマルゴーを見つけました。♫

 
 

 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2006 シャトー・プリュレ=リシーヌ
 2006 Chateau Prieure-Lichine
 生産地:フランス,ボルドー,メドック地区マルゴーAOC
 所有者:ルイ・バランド
 品 種:カベルネ・ソーヴィニョン56%,メルロー34%,
     プティ・ヴェルド10%(栽培面積比率)
 

 プリュレ=リシーヌは1951年にオーナーとなったワイン評論家
アレクシス・リシーヌの名に由来します。1999年に現所有者に代
わり,醸造コンサルタントにステファン・デュルノンクールを迎え,
品質が劇的に向上中のメドック4級格付けのシャトー。
 マルゴー地区の気品を感じさせながらも濃厚でしなやかな1本。
 若いうちから楽しめ,10年以上は飲み頃が続くでしょう。

 
 

 と、まあこんな感じの赤です。

 
 
 

 
 ボルドーの中でも特にACマルゴーのワインには、必ずと言っていいほど「しなやかな」という形容詞で語られる場合が多いような気がします。 その意味するところは,ある種の脆弱な感覚をただ単に言い換えているだけのような気がしていました。

 
 

 しかし,このプリュレ=リシーヌは違います。
 新オーナーの元,劇的に変貌を遂げたのです!
 

 濃厚なエキスと伸びやかな酸が,まるで良質のブルゴーニュのようなテクスチュアを形成しているのです。語の本来の意味において「しなやか」,すなわち真のエレガンスを持った上品なマルゴーのワイン。
 

 それが,このプリュレ=リシーヌなのです。
 
 

 寒波の襲来で心まで寒くなりそうなこの時季,
 プリュレ=リシーヌとビーフシチューで暖まりたいですね。
 
 

 さて、気になるお値段ですが…。

 
 

 9,720円(税込)です。

 
 

 ではでは。