なかなか楽しいボルドーはグラーヴの赤を見つけました。
とりあえず,簡単な説明を。
<赤>
2010 シャトー・ミルボー
2010 Chateau Mirebeau
生産地:フランス,ボルドー地方ペサック・レオニャンAOC
所有者:デュブレイ夫妻
品 種:メルロー65%,カベルネ・フラン30%,カベルネ・ソーヴィニョン5%
(栽培面積比率)
1996年現オーナーになり,積極的に改善が行われました。
ブドウ栽培は2005年よりビオディナミを実践。収穫は手摘み。
醸造においては,野生酵母で発酵させ,12ヶ月間の樽熟成。
年間生産量は1万本。
グラーヴらしいスムーズな味わいながら,意外に芯のあるワインです。
と,まあこんな感じです。
さて,2010年産のこのグラーヴは,開栓直後はやはり固かったので,
デキャンタージュをしてみました。
するとどうでしょう,赤い果実のアロマはもちろんのこと,ミントの風味も感じられ,
しっかりした酸と意外に濃厚な果実味と相まって素晴らしい味わいでした。
グラーヴというと独特の土っぽい風味をいやがる方も多いですが,
このミルボーはグラーヴの中級シャトー以上の洗練された感覚を持っています。
なかなか楽しい,ボルドーです。
みなさまも,ぜひ。
さて,気になるお値段は,…。
3.360円(税込)です。
ではでは。