気になるワイン その282013年4月9日(火)

 

 
 

 クラシックなメドックの赤を見つけました。

 
 
 

 とりあえず,簡単な説明を。

 
 

<赤>
 2008 ドメーヌ・カスタン
 2008 Domaine Castaing
 生産地:フランス,ボルドー地方メドック地区サン=ジュリアンAOC
 所有者:カスタン家
 品 種:カベルネ・ソーヴィニョン60%,メルロー30%,プティ・ヴェルドー10%
 

 年間生産量わずか5000本。栽培面積1ha弱の超小型ワイナリー。
 ha当りの収量も40hlとブルゴーニュの特級畑に近い低収量。
 さらに平均樹齢70年という驚異的な古木ばかり。
 味わいは,酸味と果実味が高いレベルで調和しており,よい意味
であっさりとした印象です。余韻も長く,クラシックなスタイル。
 

 まさに「大人のボルドー」です。
 
 

 と,まあこんな感じです。

 
 
 

 現代のボルドーワインのイメージは,濃厚で,肉厚で,旨味たっぷり…。
 

 というところでしょうか。

 
 

 かつて(1980年以前)はそのようなワインは当り年のごく一部のシャトーだけでした。
 
 

 
 このドメーヌ・カスタン(シャトー・カスタンではありません)は,
 

 今から30年以上前のボルドーワインの味わいを実感できる素晴らしいです。
 
 

 もちろん,今飲んでも美味しいですが,10年以上の熟成は期待できそうです。
 
 

 今となっては貴重な「大人のボルドー」
 
 

 さて,気になるお値段は…。
 

  3,990円(税込)です。
 
 

 ではでは。