今回の気になるワインは、昨年の9月に「気になるワイン その19」でご紹介したスペインはリベラ・デル・ドゥエロの優良ワイナリー、パゴ・デ・ロス・カペジャーネスの上級ワイン『エル・ノガル』です。
とりあえず、簡単な説明を。
<赤>
2005 パルセラ・エル・ノガル(パゴ・デ・ロス・カペジャーネス)
2005 Parcela EL Nogal Pago de los Capellanes
生産地:スペイン,カスティージャ・イ・レオン州
DOリベラ・デル・ドゥエロ
生産者:パゴ・デ・ロス・カペジャーネス
品 種:テンプラニーリョ100%
1996年創業の新進気鋭のワイナリー。
パゴ・デ・ロス・カペジャーネスとは「司祭の畑」という意味。
当主フランシスコ・ロデロはこの地でスペイン最良の赤ワインを造るべく,積極的に投資を行っています。
野生酵母で醗酵させ,小樽で22ヶ月の熟成を行っています。
2003年が初ヴィンテージ。6ヘクタールの畑から25,000本造られます。
カシス,バニラ,カカオ,タバコなど香りは複雑で長く続きます。
口に含むとエレガントでありながら,濃厚な味わいが口いっぱいにひろがります。余韻もたいへん長いです。
長期熟成タイプの傑出したスペインの赤です。
なお『エル・ノガル』とはラベルに描かれている『くるみの木』をスペイン語でそういいます。
と、まあこんなところです。
昨年9月の試飲では、まだ固い印象でしたが、今は甘く濃厚な果実味が口いっぱいに広がる素晴らしいワインに変貌しています。
はっきり言って「甘口ワイン」かと間違えるほど甘いです!
甘口の赤ワイン(?)をお探しのみなさん、ぜひお試しください!
めちゃくちゃ美味しいです。
ちなみに、このワインは日本に昨秋わずか50本程度輸入されました。
さて、気になるお値段は…。 9,000円(税込)です。
ではでは。