すみません。またまた更新遅くなりました。
シャトーヌフ・デュ・パプと見まがうスペイン産赤ワインに出会いました。♫
とりあえず,簡単な説明を。
<赤>
2017 アルバーラ(エンビナーテ)
2017 Albahra ENVINATE
生産地:スペイン,アルマンサ地方VdE
生産者:エンビナーテ
品 種:ガルナッチャ・ティントレラ(=アリカンテ・ブーシェ)主体
エンビナーテ(「ワイン,あなた自身」という意味)は2008年
に設立された新進気鋭の生産者。
スペインの東側バレンシアの近くの地域。
醸造時には酸化防止剤を使用せず,野生酵母で醗酵させています。
バラやカシスのアロマ。味わいはフレッシュでエレガント。
「きれいなシャトーヌフ・デュ・パプ」といったおもむきの1本。
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と,まあこんな感じの赤です。
エンビナーテは,スペイン南東部バレンシア州アリカンテにあるミゲル・エルナンデス大学で醸造学を学んでいた学生4人組が2008年に創業した気鋭のワイン生産者です。原料ブドウは,可能な限り自然な栽培を心掛け,樹齢の高い土着品種(できれば自根)の畑のものを使用しています。もちろん醸造時には酸化防止剤を添加せず(瓶詰時には少量添加),野生酵母のみで醗酵をしています。
前フリが長くなりすぎました。それでは抜栓してみましょう。
色は明るいガーネット。
ローズやカシスのアロマが美しく咲き誇っています。口当たりはソフトで,濃厚な果実味の中にプラム,カシス,ローズヒップなどの風味が素晴らしく,濃厚でありながら軽やかな飲み心地が毛並みの良さを感じさせます。
本来,ガルナッチャ・ティントレラ(古代ローマ人が植えたのでしょうか?)というブドウ品種は200hl/haの多収量タイプなのですが,恐らくこのワインは収量を極限(30hl/ha程度)まで抑制しているのでしょう。スペインの地酒の域をはるかに超越し,世界標準までその品質を高めています。
まさにアルマンサのヴァン・ド・テロワール(テロワールすなわちブドウ畑の個性を表現したワインのこと)の誕生です。
感動です!
合わせる料理は,…。意外に焼き鳥などのお伴には絶好のワインです。
みなさまも、ぜひ。
さて、気になるお値段は,…。
2,300円(税別)です。 ←安すぎます!
ではでは。