2021年5月の記事一覧

美酒礼賛 第33回2021年5月3日(月)

 
Macon-Sardines
 
 

 歓天喜地なマコン・ヴィラージュに出会いました。
 

 「マコン・ヴィラージュ」と聞いて、あまり良い印象を持たれている方は少ないのではないでしょうか。
 大方の印象は「スッキリ、サッパリなブルゴーニュの白の入門ワイン」というところでしょうか。
 ところが、…!

 
 

 さて、今回取り上げるワインは、
 

 2018 マコン・ヴィラージュ・レ・サルディーヌ(ロベール=ドゥノジャン)
 2018 Macon-Villages Les Sardines domaine Robert-Denogent
 生産地:フランス,ブルゴーニュ地方マコン=ヴィラージュAOC
 生産者:ロベール=ドゥノジャン
 品 種:シャルドネ100%

 
 

 ここで生産者のロベール=ドゥノジャンについて少し説明を。
 

 フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール(1950~2010年)などボージョレの造り手らと強い結びつきを持つ、フュイッセ村の生産者。ドメーヌは1900年に、現当主ジャン=ジャック・ロベールの曾祖父が創業。現在も、プイイ・フュイッセの主要区画の樹齢はゆうに80年以上。100年を越える古木も多数栽培し、それゆえの低収穫を貫徹する気概を持つ。2010年代からはニコラとアントワンヌ、2人の息子たちもワイン造りに加わった(2010年よりすべての畑でビオロジック栽培を実践)
。シャルドネは全て木樽発酵で、キュヴェによりアルコール発酵に4~12ヵ月にわたる時間をかける。熟成も木樽で19~22ヶ月の長期にわたる場合も。白はいずれもマコネ地区およびプイイ・フュイッセの通念には収りきれず、コート・ドールの特別なクラスに属すかのような高貴な酸や、奥行きと深みを現す(株式会社ラシーヌ、ホームページより抜粋)。
 

 と、まあこんな感じです。

 
 

 前フリが長くなりました。
 では抜栓してみましょう。
 色は、少し黄みの強いレモンイエロー。香りは、自然派(醸造時に酸化防止剤を使用しない)特有の不快な還元臭などは一切なく、オレンジ、黄桃,パッションフルーツ,…と熟した柑橘系や南国の果実のリッチなアロマが素晴らしい。
 ひとくち含むと、熟した果実の風味の中にマコネーのテロワールであるほんのりとした青みを感じ、シャルドネの厚みのあるボディとともに胃袋に落ちていきます。余韻には完熟りんごの風味が長く残ります。
 
 

 さっぱりしているのに味わい深い、そんな素敵を超越した歓天喜地なマコン・ヴィラージュです。
 
 

 合わせる料理は、VEGAN食からコテコテのFRENCHまでこれ1本でOKかも。

 
 

 最強の自然派マコン・ヴィラージュです。

 
 

 参考価格:3,900円(税別)4,290円(税込)