
ほっこりとした南アフリカのピノ・ノワールに出会いました♫
前回に引きつづき、南アフリカのワインです。
南アフリカ産ピノ・ノワールの聖地ウォーカーベイからの1本です!
とりあえず、簡単な説明を。
<赤>
2014 ピノ・ノワール(アタラクシア・ワインズ)
2014 Pinot Noir Ataraxia Wines
生産地:南アフリカ,WOヘメル・アン・アード・リッジ(ウォーカーベイ内)
生産者:アタラクシア・ワインズ
品 種:ピノ・ノワール100%
南アフリカを代表するピノ・ノワール生産者であるハミルトン・
ラッセルにて醸造責任者として活躍していたケヴィン・グラントが,
そのハミルトン・ラッセルにほど近いところに2004年に設立。
アタラクシアとは「天国のような場所」という意味。
この2014年がピノ・ノワールのファースト・ヴィンテージ。
標高400mのたいへん冷涼な畑から素晴らしいピノ・ノワールが
造られます。11ヶ月の樽熟成。
味わいはまさにコート・ド・ボーヌ!
今すでに美味しいですが,10年以上熟成を続けることでしょう。
と、まあこんな感じです。
南アフリカ産ピノ・ノワールといえば、誰もが思い浮かべるのがウォーカーベイ地区の『ハミルトン・ラッセル』でしょう。そのハミルトン・ラッセルで醸造責任者を務めていたのが、アタラクシアの当主(オーナー兼醸造家)であるケヴィン・グラントです。彼は2004年にアタラクシアを設立。ウォーカーベイ内のサブリージョンであるヘメル・アン・アード・リッジのテロワール(ブドウ畑)を表現すべく、栽培と醸造に関して人的介入を可能な限り排除しています。それはまさに「ファイン・ワイン」の造り方の基本なんですね!
ワインはというと、輝くようなルビー色を呈し、香りはチェリーや腐葉土、ほんのりタバコの感じもあります。味わいは、ありがたいことに2014VTにもかかわらず、2017年5月の時点ですでに飲み頃で、やさしく落ち着いた印象です。ピュアでジューシーで深みもあり、余韻も長いです。とにかく美味しいです!
飲み手に挑むようなワインではなく、ほっこりとしたブルゴーニュでたとえるならボーヌの1級畑といったところでしょうか。
「ほっこり」(副詞)という言葉には、1)いかにも暖かそうなさま、2)ふくよかなさま、3)つやがあって鮮やかなさま、と3つの意味があるそうですが、そのすべてがこのピノ・ノワールにはあてはまるのです!
みなさまも、ぜひ。
さて,気になるお値段は…。
5,500円(税別)です。
ご用命は→コチラまで。
ではでは。