
2015/ 7/22 18:17
飲み頃のロワール産ピノ・ノワールがひょっこり出てきました。♫
とりあえず、簡単な説明を。
<赤>
2008 シュヴェルニー・ラ・カイエール(クロ・デュ・テュエ・ブッフ)
2008 Cheverny La Caillere domaine Le Clos du Tue-Boeuf
生産地:フランス,ロワール川流域シュヴェルニーAOC
生産者:クロ・デュ・テュエ・ブッフ
品 種:ピノ・ノワール100%
「クロ・デュ・テュエ・ブッフ」というドメーヌは中世より高く
評価されている有名なぶどう園で,現在はピュズラ兄弟が所有し,
ビオディナミ(無農薬有機栽培)を実践しています。
色は淡いルビー。凝縮した果実味とまろやかな酸味が高いレベル
で調和しています。
その何とも言えない気品のある味と香りを実感してください。
と、まあこんな感じの赤です。
実は今から8年も前に”mixi”の2007年2月20日の日記で2005VT(ヴィンテージ)の同じワインについて書いているのです。以下はその引用です。
ピュズラ兄弟は,ロワール川流域のトゥーレーヌ地区で活躍する気鋭の自然派生産者です。ただ2005年産はあと半年ほどセラーでキープした方が良いかもしれません。先日も5時間ほどかけて飲んでみましたが、最後の一杯がたいへん素晴らしく感涙ものでした。香りは赤い果実というよりほとんどマンゴー状態。味わいは優しくまろやかで「瑞々しさ」がありました。
何かお料理に合わせるというよりフレッシュなシェーヴルチーズとともに楽しみたい赤です。
以上、引用終わり。
と、いうようなことを書いておりました。
2005VTを2007年に飲んだ時の感想なんですね。
ところで、先日セラー内を物色しているとひょっこり2008VTが出てきました。通常ワイナリーにおいてワインが出荷可能になるまで中級以上のものであればヴィンテージ+2年ぐらい必要なので、2010年に仕入れたと考えられます(いつ購入したか覚えていないんです)。今2015年なので5年以上も当店のセラーで眠っていた計算になります。
2007年の日記では「抜栓5時間後に美味しくなってきた」と書いております。今回の2008VTは5年間の瓶熟により、抜栓後すぐに美味しく飲めます。クランベリーのアロマが芳しく、味わいがたいへんまろやかで、すいすい飲めてしまいました! 1本があっという間になくなりそうです。
まさに「飲み頃」なのですね。
みなさまも、ぜひ。
さて、気になるお値段は,…。
3,780円(税込)です。
ではでは。