
うまいサンテミリオンを見つけました。
とりあえず,簡単な説明を。
<赤>
2008 シャトー・ラ・ドミニク
2008 Chateau La Dominique
生産地:フランス,ボルドー地方グラン・クリュ・クラッセ,サンテミリオンAOC
所有者:クレマン・ファヤ
品 種:メルロー80%,カベルネ・フラン15%,カベルネ・ソーヴィニョン5%(栽培面積比率)
シュヴァル・ブランの近隣に位置し,明快で親しみのあるワイン
を造り続けているシャトー。
醸造コンサルタントはミシェル・ロラン。
その濃厚でしなやかなスタイルは,若くして飲め10年以上の熟成
も期待できる素晴らしい1本です。
メルローの旨味あふれる美味しいサンテミリオン。
と,まあこんな感じです。
ボルドーの中でもサンテミリオン地区のワインは,ジロンド川左岸のメドック地区とは異なり,メルローが主体のブレンドで,若いうちから楽しめ,その肉厚なボディで人気の産地です。
恐らく,普通の日本人が思い描く美味しい赤ワインの典型がこのサンテミリオンのワインなのではないでしょうか。
さて,どちらかというと地味な印象のラ・ドミニクですが,なかなかどうしてイケてるワインです。ふっくらとしたきれいな果実味が,その毛並みの良さを物語っています。さしずめ,ポッチャリ系の貴婦人といったところでしょうか。
私は「フランスワインは気難しいパリジェンヌ」というフレーズを使うことがあるのですが,このラ・ドミニクに関しては当てはまりません。「素直なおいしさ」を実感してもらえるのではないでしょか。
さて,気になるお値段ですが…。
6,480円(税込)です。
ではでは。