気になるワイン

気になるワイン その612016年9月19日(月)

 
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 ピエモンテの気品あるバルベーラに出会いました♫
 
 

 高品質なバルベーラは世界的に人気です。ゆえに価格も確実に上昇傾向にあります。
 そんな中でこのバルベーラは、…!
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 NV(2012)ロッソ・ラシーヌ(トリンケロ)
NV(2012)Rosso Racines Azienda Agricola Trinchero
 生産地:イタリア,ピエモンテ州VdT(本来ならばバルベーラ・ダスティDOCG)
 生産者:トリンケロ社
 品 種:バルベーラ100%
 

 1952年よりバルベーラ・ダスティを造っている優良な生産者です。
 若い樹齢のワインはすべて桶売りにしてしまい,「トリンケロ」
のブランドで出荷するワインにはたいへんなプライドを賭け,平均
樹齢20年以上のぶどうのみで造られています。
 フレッシュな酸と凝縮度の高いエキス分を持ち,素直な美味しさ
を実感できる1本です。
 醸造時酸化防止剤不使用の株式会社ラシーヌ専用キュヴェ!
 
 

 と,まあこんな感じです。

 
 
 

 バローロの原料ブドウであるネッビオーロの赤は、そのブルゴーニュ的な気難しさゆえに好き嫌いがでるワインです。その点バルベーラの赤は、万人受けする果実味の親しみやすさがあります。

 
 

 抜栓してみると…。
 色は濃い赤紫。カシス、チェリーなどのアロマ。一口含むと、落ち着いた感覚があり、濃厚な果実味と気高い酸味とのバランスが素晴らしいです。余韻も長く、飽きのこない味わいです。もちろんグリルした鶏や豚との相性はバツグンで、いくらでも杯がすすみます。

 

 このワインは、ワイン輸入商社の株式会社ラシーヌ専用キュヴェで、特別に3年間のタンク熟成の後に瓶詰め、出荷されます。十分な熟成の後出荷されるため、リリース直後から上品な味わいが楽しめます。ただ無いものねだりですが、今までのヴィンテージでは上品すぎて何か物足りなさを感じておりました。ご存知の通り2012年はピエモンテの最優良年で、その分よりスケール感のあるワインになっています。ある意味傑出したワインと言っても過言ではないと思います。

 

 なお、このワインのワイン法上の規格はヴィーノ・ダ・ターボラ(テーブルワイン)という最下級のものですが、本来は「バルベーラ・ダスティDOCG」としてリリースされるべきものです。日本酒でもかつて(1980年代)「無鑑査酒」といって、純米吟醸酒などを意図的に等級の審査を省いて2級酒の規格で販売し酒税を節約し、結果、小売価格を安く抑えてていたものがありました。このワインも同様にあえてヴィーノ・ダ・ターボラの規格で販売することにより、価格を抑えているのです。そのためヴィンテージ表記ができないので(ワイン法上ヴィンテージの表示が認められていない)、エチケットの左下すみに”L12″という記号で代用しています。
 
 
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 このワインもまた驚くべきコストパフォーマンスを持っています!

 
 

 みなさまも,ぜひ。
 
 

 さて,気になるお値段は…。

 

 2,700円(税別)です。
 
 

 ご用命は→コチラ
 
 

 ではでは。

気になるワイン その602016年7月10日(日)

 

201607081425000

201607081425000


 
 

 オーストラリアの超旨いシラーを見つけました♫
 
 

 同じオーストラリア産でもこの味わいに匹敵するものを探そうすれば、かなりの出費を覚悟しなければなりません…!
 
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。

 

<赤>
 2013 ブリーチェンズ・ブレンド(マヴェリック)
 2013 Breechens Blend Red Maverick Wines
 生産地:オーストラリア,サウス・オーストラリア州バロッサ・ヴァレー
 生産者:マヴェリック・ワインズ社
 品 種:シラーズ85%,グルナッシュ15%
 

 2005年設立の新進気鋭のワイナリー。
 ブドウ栽培においては環境保全型農業に取組み,ビオディナミを
実践しています。ワイン醸造においては人的介入を最小限にとどめ
上品で洗練されたスタイルに仕上げています。
 従来のオーストラリア産シラーズとは一線を画する1本です。
 

 と,まあこんな感じです。
 
 
 

 1990年代後半のオーストラリア産のワインは本当に素晴らしかったです。
 オーストラリアワイン専門のインポーターが数社あり、それらが競い合って本当に良いものを日本に紹介していました。21世紀に入り、オーストラリア産ワインの品質が世界に知れ渡るようになり、さらにオースラリアのワイン業界のM&Aも活発になりました。その結果、同品質のワインの小売価格が前世紀末より30%程度値上りするという残念なことがおこりました。オーストラリアワインのコストパフォーマンスの高さはどこかへ行ってしまったのです。
 
 

 そんなあきらめムードの中、あるインポーターの試飲会でこのワインに出くわしたのです。
 

 抜栓してみると…。
 色は深いガーネット。オレンジ、プラム、チェリーなどのフルーツ系のアロマ。つづいて黒こしょう、シナモン、スモークチーズなどの香りも。一口含むと、チョコレート、いちじく、プルーン、リコリスなどの濃厚な風味が口一杯にひろがります。余韻も長く、プルーンのフレーバーがずっと口中に残っています。
 

 バロッサ・ヴァレー特有のパワフルなシラーと言ってしまえば、それまでです。ですが、それだけではない、シラーの本場フランスのコート・ロティにも通じるような洗練された感覚も持ち合わせているのです。その秘密は、バロッサ・ヴァレーの南に隣接し、より冷涼な気候を持つイーデン・ヴァレー産のシラーをブレンドしているためだそうです。

 
 

 それにしてもこのシラーは驚異のコストパフォーマンスを持っています!
 
 

 みなさまも,ぜひ。
 
 

 さて,気になるお値段は…。
 
 

 2,400円(税別)です。
 
 

 ではでは。

気になるワイン その592016年5月25日(水)

 
La-Porta-di-Vertine
 
 

 めちゃくちゃ透明感のあるキアンティ・クラッシコを見つけました♫
 
 

 という書き出しでラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの2009年産キアンティ・クラッシコ・リセルヴァをご紹介させていただいたのは、2013年の6月でした。
 

 あれから3年の月日が流れ…。
 原則として、同じワインを取上げないことにしておりましたが、事情が変わりました。
 実は、ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネは経営破綻し、もう二度と新ヴィンテージを味わうことができなくなってしまいました。(泣)
 
 
 

 とりあえず,簡単な説明を。
 
 

<赤>
 2011 キアンティ・クラッシコ・リセルヴァ(ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ)
 2011 Chianti Classico Riserva La Porta di Vertine
 生産地:イタリア,トスカーナ州キアンティ・クラッシコ・リセルヴァDOCG
 生産者:ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネ
 品 種:サンジョヴェーゼ100%
 

 キアンティ・クラッシコのガイオーレ地区で標高の高いブドウ畑から優美なワインを産み出します。
 栽培はもちろん有機栽培を実践し,醸造においては可能な限り人的介入を行いません。
 このリセルヴァは,大樽による18ヶ月の熟成後12ヶ月の瓶内熟成を経て出荷されます。
 

 目の覚めるような伸びやかさを持つ傑出したトスカーナの赤です。
 
 

 と,まあこんな感じです。

 
 
 

 2006年創業で、最初の2年間は「サンジョヴェーゼの神様」ジューリオ・ガンベッリ(1925年~2012年)の指導を受け、トスカーナで最良の(ということは世界最高の)サンジョヴェーゼを造るべく邁進してきた生産者でした。残念でなりません。
 
 

 かつて(10数年前?)私はトスカーナというワイン産地はボルドーに似ていると思っておりましたが、最近ではブルゴーニュに近いかもと思い始めております。この手造り感いっぱいのラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネのサンジョヴェーゼは、まさにその代表格と言えます。たとえるなら「トスカーナのジュヴレ・シャンベルタン」といったところでしょうか。
 こんなに素晴らしいキアンティ・クラッシコなのに返す返すも残念でなりません!
 
 

 ジューリオ・ガンベッリ最晩年の薫陶を受けた、ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの醸造責任者ジャコモ・マストレッタは、1970年生まれの46歳。まだまだ若いです。
 

 彼がどこかのカンティーナ(醸造所)で、また新たなサンジョヴェーゼを造ってくれることを祈念して、この2011年のリセルヴァで乾杯!

 
 

 みなさまも,ぜひ。

 
 

 さて,気になるお値段は…。
 
 

 6,000円(税別)です。
 
 

 詳しくは、コチラ
 
 

 ではでは。

気になるワイン その582016年4月21日(木)

 
Picayune
 
 

 
 ナパの優雅でキュートな赤ワインに出会いました♫
 
 

 ボルドー産でこの味わいに匹敵するシャトーワインを購入するならば、まず倍以上の支払いは覚悟しなければなりません。ということは、超お買得な(?)ワインといえそうです!?

 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2012 パッドロック(ピカユーン)
 2012 Padlock PICAYUNE Cellars
 生産地:アメリカ,カリフォルニア州ナパ・ヴァレーAVA
 生産者:ピカユーン・セラーズ
 品 種: メルロー73%,カベルネ・ソーヴィニヨン21%,
     カベルネ・フラン6%
 

 ナパ・ヴァレー内の有機栽培・ビオデナミの認証を受けた畑の
秀逸なブドウを使用。醗酵後フレンチオーク樽にて15ヶ月熟成。
 たいへん複雑なアロマ。エレガントでありながら,なめらかで
リッチな味わい。飲むほどにその奥深さと長い余韻に魅了されます。
 ナパ・ヴァレー産の傑出した赤です。
 

 と、まあこんな感じの赤です。
 
 
 

 ナパのカベルネ・ソーヴィニョンやメルロー主体のワインと言えば、パワフルな果実味が口中で爆発する(”fruits bomb”=「果実の爆弾」と形容される)とといったたぐいのワインを連想してしまいがちですが、このピカユーンの赤は全く違います。

 
 

 抜栓してみると…。
 森の中のいるような複雑で豊かな香りがします。特にシダの香りを強く感じます。一口含むと濃厚でありながら、繊細な果実味が口中を支配します。そして、そのなめらかなテクスチュアを堪能しながら、トリュフのフレーバーを残しつつ赤い液体は胃袋に到達します。余韻もしばらく続きます…。

 

 この感覚は、フランスのボルドー上級シャトーの少し若い時(飲み頃が始まって初期の段階)の味わいにそっくりです。お察しのとおり、ピカユーンのこの赤ワインは、まぎれもなくカリフォルニア産なのですが、実はヨーロピアンなスイタイルを持っているのです。

 
 

 みなさまも、ぜひ。
 
 

 さて、気になるお値段は,…。

 
 

 4,800円(税別)です。

 
 

 詳しくはコチラまで。
 
 

 ではでは。

気になるワイン その572016年3月17日(木)

 
Sansonniere-Le-Petit-Rouge
 
 

 ロワールの聡明でかわいらしい赤ワインに出会いました♫

 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2014 ル・プティ・ルージュ(サンソニエール)
2014 Le P’tit Rouge domaine La Ferme de la Sansonniere
 生産地:フランス,ロワール川流域ヴァン・ド・フランス
 生産者:サンソニエール(マルク・アンジェリ)
 品 種:カベルネ・ソーヴィニョン50%,グロロー・ノワール50%
 

 1990年がファースト・ヴィンテージの気鋭の自然派ドメーヌ。
 ブドウ畑はもちろんビオディナミで栽培し,醸造時には二酸化硫
黄を使用せず,天然酵母で醗酵させ,補糖もしません。
 2014年産よりこの「かわいい赤ワイン」は劇的に進化しました。
 ソフトな口当たり,まろやかな酸,しっかりとした味わい,…。
 「ロワール最良の赤のひとつ」と言っても過言ではありません。
 

 と、まあこんな感じの赤です。
 
 
 

 サンソニエールと聞けば、何といっても『ラ・リュンヌ』を始めとするシュナン・ブラン種の傑作白ワイン群がまず思い浮かびます。実はこれらのシュナン・ブランも近年劇的に進化しているのですが、それはまた別の機会でご紹介したいと思います。それらに比べて、サンソニエール作の赤の方はイマイチ感がぬぐえませんでした。ところが、この2014年産はどうでしょう! ちょっと(いやいや、かなり)ビックリです! どうやら2014年産から全く新しい醸造技法を試したようなのです(もちろん大がかりな醸造設備を導入したわけではありません)。
 
 

 抜栓してみると…。
 まず自然派独特の古漬けのような香りが立ち上り(醸造時に酸化防止剤を添加していないため)、次にストロベリーやバラの花のようなアロマを感じます。一口含むと最初はサラッとしていますが、まだ若いため、時間がたつにつれ、様々な風味がでてきます。ですが、自然派ワインにありがちな極端なニュアンスはなく、あくまでもやさしい味わいです。

 
 

 ロワール産の赤といえば、バリバリ自然派のクロード・クルトワや、同じく自然派のティエリー・ピュズラのものが有名ですが(もちろん美味しいです)、このサンソニエールの『プティ・ルージュ』はこの仲間に入れそうな勢いを感じます。
 そして、この聡明でかわいらしい赤は、ロワール産赤ワインの素晴らしさを再認識させてくれることになるでしょう。

 
 

 みなさまも、ぜひ。
 
 

 さて、気になるお値段は,…。

 
 

 2,600円(税別)です。

 
 

 詳しくは、コチラまで。

 
 

 ではでは。

気になるワイン その562016年2月27日(土)

 
Samsara-Pinot-Noir
 
 

スッピンのハリウッド女優(もちろんワインのことです)に出会いました♫
 
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2011 ケスラー・ハーク・ピノ・ノワール(サムサラ)
 2011 Kessler Haak Pinot Noir SAMSARA WINE
 生産地:アメリカ,カリフォルニア州サンタ・バーバラ郡サンタリタ・ヒルズAVA
 生産者:サムサラ・ワイン
 品 種:ピノ・ノワール100%
 

 カリフォルニアにおけるブルゴーニュ品種のスペシャリスト「メルヴィル・ワイナリー」の息子チャッド・メルヴィルが手掛けるプライベートワイナリー。
 2002年が初ヴィンテージ。
 有機栽培の単一畑よりブドウを買付け、醸造においては野生酵母で醗酵させ、より自然なワイン造りを志向しています。
 完璧なブルゴーニュスタイルです。
 素晴らしい出来栄えで、たとえるなら「リッチなボーヌ」といったところでしょうか。今から10~15年は楽しめそうです。
 傑出したカリフォルニアのピノ・ノワールです。
 
 

 と、まあこんな感じの赤です。
 
 
 

 私の記憶が正しければ「メルヴィル」との衝撃的な出会いは2003年春のカリフォルニアワインの試飲会でした。
 それまでのカリフォルニア産ピノ・ノワールは輸送状態の悪さも影響していたのか、味わいとして納得できるものはありませんでした。ところが、メルヴィルのピノ・ノワール(2000年だったか?)の素晴らしかったこと! まさに最良のブルゴーニュワインの感覚がありました。
 今までの木樽風味の強すぎるピノ・ノワールではなく、薄化粧なそのスタイルに好感が持て、さらに暑いカリフォルニアでは失われがちな酸もしっかりあり、濃厚な果実味とのバランスが絶妙でした。

 
 

 衝撃的な「メルヴィル」との出会いから10年以上の歳月が流れた2016年。
 今度はメルヴィル・ワイナリーの当主ロン・メルヴィルの次男坊(といっても45歳のベテランですが)の造る「サムサラ」に感動させられました。
 

 抜栓してみると…。
 ストロベリーやカシスの上品なアロマが立ち上り、酸と果実味のバランスはまさにブルゴーニュ! コート・ドールのトップ・ドメーヌの造る「ボーヌ」と肩を並べるどころか、凌駕するかも…!
 傑出したカリフォルニアはサンタリタ・ヒルズ産のピノ・ノワールです。
 
 

 このカリフォルニア産ピノ・ノワールは、たとえるなら20世紀後半の厚化粧でグラマラスなハリウッドの女優ではなく、現代の生き生きとしたスレンダーなハリウッド女優そのもののような気がします♫

 
 

 みなさまも、ぜひ。

 
 

 さて、気になるお値段は,…。

 
 

 6,550円(税別)です。
 

 詳しくはコチラまで。

 
 

 ではでは。

気になるワイン その552016年1月31日(日)

 

2016/ 1/15 10:17

2016/ 1/15 10:17


 
 

 更新おそくなりました。
 
 

 ワインの原点に出会いました。♫

 
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。

 

<ロゼ>
 2011 チュハヴェリ・ロゼ(ズラブ・トプリズ)
 2011 Chkhaveri Rose Zurab Topuridze
 生産地:ジョージア(=グルジア),グリア地方ダブラツィヘ村
 生産者:ズラブ・トプリズ
 品 種:チュハヴェリ100%
 

 ワイン造りは紀元前6000年頃ジョージアから始まったという説
があります。その8000年のワイン造りの歴史を持つ国から伝統的
な甕(かめ)仕込みのワインが届きました。
 チュハヴェリという名の独自品種から産み出されるロゼワインは,
麦わら色を呈し,滋味豊かで,大らかなやさしさを感じる類まれな
個性を持つ1本です。
 

 と、まあこんな感じのロゼです。
 
 

 唐突ですが、ワインの始まり。それは紀元前6000年頃(農耕や牧畜の始まった新石器時代に相当)といわれています。生食用に土器に保管しておいたブドウ果実が自然に醗酵し始め,…。その泡立つ不思議な液体を飲んだ当時の人々はアルコールの作用による心地よい酔いと独特の風味にやみつきになる人もいたかもしれません。その始まりは(諸説紛々としていますが)おそらくはコーカサス地方南部のジョージアが誕生の地ではないでしょうか。
 

 地面に埋めた粘土の甕(クヴェヴリkwevrisと呼ばれる)にブドウを房ごと投入し、その甕の中で圧搾、そのまま醗酵のプロセスを経て、数か月のマセレーション(醸し)の後、瓶詰めされます。

 
 

 抜栓してみると、チェリー、グレープフルーツ、…などのフルーティーなアロマ。ローストしたアーモンド、かつお出し、…などの熟成したワインの香りを感じます。一口含むと、薬用酒のような滋味にあふれた旨みを感じ、スムーズなのどごし、そしてフィニッシュにほんのりとしたチョコレートの風味をともなって口中から消えていきます。
 これって、一流の自然派ワインの特長そのものなんですね。
 
 

 このジョージアのロゼは、単なる郷愁としての「甕仕込みのワイン」ではなく、21世紀の現代にこそ、ふさわしい傑出したワインなのです。
 

 まさにワインの原点であり、未来でもあるのです!
 
 

 みなさまも、ぜひ。

 
 

 さて、気になるお値段は,…。

 
 

 3,800円(税別)です。
 
 

 こちらから購入できます。

 ではでは。

気になるワイン その542015年11月25日(水)

 

2015/11/10 13:46

2015/11/10 13:46


 
 

 純朴なバルバレスコに出会いました。♫

 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2007 バルバレスコ・モンテステーファノ(セラフィーノ)
2007 Barbaresco Montestefano Azienda Agricola Rivella Serafino
 生産地:イタリア,ピエモンテ州バルバレスコDOCG
 生産者:リヴェッラ・セラフィーノ
 品 種:ネッビオーロ100%
 
 1967年より元詰めを始めた家族経営の小さなワイナリー。
 栽培においては除草剤の不使用,有機肥料の使用を実践。
 醸造時には二酸化イオウを添加せず、野生酵母で醗酵を行い、
 樽熟成は大樽で30ヶ月。
 より自然な栽培、醸造を心がける秀逸な生産者の造る、滋味にあ
ふれたやさしい味わいの心くすぐられるバルバレスコ。
 平均年間生産量は12,000本。
 
 と、まあこんな感じの赤です。
 
 

 ところで、バローロがピエモンテにおける「ワインの王様」であるならば、バルバレスコはさしずめ「ワインの女王様」というところでしょうか。バローロとバルバレスコの産地(DOCGのゾーン)は直線距離にして10kmも離れていないのですが、バローロがどことなく男性的でバルバレスコはなぜか女性的な雰囲気を持っています。
 

 抜栓してみると、アーモンド、タバコ、ドライフィグ、腐葉土、…などの熟成したネッビオーロ特有の香りを感じます。一口含むと、飲み頃になったバルバレスコの穏やかで、軽妙な、それでいて滋味にあふれた美味しさを感じます。
 

 このセラフィーノのバルバレスコは(ガヤは別格として)ラ・スピネッタやソティマーノといったモダン派の都会的に洗練された饒舌なワインとは異なり、あくまでも穏やかで、優しく、朴訥とした印象です。

 
 

 まさに母性を感じる純朴なバルバレスコです。

 
 

 みなさまも、ぜひ。
 
 

 さて、気になるお値段は,…。
 
 

 6,600円(税別)です。

 
 こちらで購入可能です。

 
 

 ではでは。

気になるワイン その532015年10月20日(火)

 

2015/10/20 12:56

2015/10/20 12:56


 
 

 クールな情熱を持ったニュージーランドのピノ・ノワールに出会いました。♫

 
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2013 ピノ・ノワール(サトウ)
 2013 Pinot Noir SATO WINES
 生産地:ニュージーランド,南島セントラル・オタゴ
 生産者:サトウ・ワインズ 佐藤嘉晃&恭子(さとう よしあき・きょうこ)夫妻
 品 種:ピノ・ノワール100%

 佐藤ご夫妻がセントラル・オタゴで造るピノ・ノワール。
 2009年がファースト・ヴィンテージ。2013年は生産量4986本。
 栽培は化学肥料は使用せず,醸造はもちろん野生酵母で醗酵させ,
 人的介入を最小限に抑えています。
 フレンチオークで18ヶ月間熟成。
 ラズベリーのアロマが華やかで,リッチな果実味を実感できます。
 
 

 と、まあこんな感じの赤です。
 
 
 

 現在NZで大活躍中の佐藤さんをまだご存じない方のために、少し詳しくご紹介。
 

 佐藤さんは関西出身の44歳。大学卒業後、銀行に就職。ロンドン駐在時代にワインにめざめてしまい、会社員を辞し、ニュージーランド南島クライストチャーチ郊外のリンカーン大学ワイン醸造科に入学。2007年卒業後。セントラル・オタゴ屈指のワイナリー、フェルトンロードに勤務するかたわら、ブルゴーニュのドメーヌ・ビゾーやアルザスのピエール・フリックのもとで研鑽をつみ、奥様の恭子さんと一緒に2009年サトウ・ワインズを設立します。
 ピノ・ノワールのファーストヴィンテージ(2009年産です)日本デビューの2011年6月に(そして2012年10月にも)佐藤さんの来日に合わせて、講師としてお迎えして私のワインショップでテイスティング・セミナーを開催させていただきました。
 

 そんな佐藤さんのワイン造りの基本は、バリバリの「自然派」。
 フェルトンロードもNZで最も有名な自然派のひとつですし、フランス修行時のビゾーやフリックもまた当然のごとく世界的に有名な自然派生産者なのです。
 化学薬品を使用しない自然なブドウ栽培はもちろんのこと、醸造時の酸化防止剤の添加もしません! 瓶詰時にほんの少量添加するだけです。
 
 

 ファーストリリースの2009年から2013年まで5ヴィンテージの佐藤さんのピノ・ノワールを飲み続けてきて、年々品質が向上してきていることを私は実感しています。濃厚な果実味に負けないしっかりとした酸を感じるのです。
 さらにヒュー・ジョンソン&ジャンシス・ロビンソン『世界のワイン図鑑第7版』でもセントラル・オタゴを代表するワインとして、佐藤さんの「ピノ・ノワール・ランソリット」(このピノ・ノワールのスペシャル・キュヴェ)が掲載されておりました。
 

 私は、かつて(10年以上前です)カリフォルニアのゲアリー・ファレルのピノ・ノワールを飲んで、「クールな情熱」という形容をしました。今まさにその言葉を佐藤さんのこのピノ・ノワールに献上したいと思います。
 
 

 どう考えても世界一級のピノ・ノワール。
 
 

 みなさまも、ぜひ。
 
 

 さて、気になるお値段は,…。
 
 

 7,500円(税別)です。

 
 

 こちらで購入できます。
 
 

 ではでは。

気になるワイン その522015年9月16日(水)

 

2015/ 9/15 15:06

2015/ 9/15 15:06


 
 

つやつやしたトスカーナの赤に出会いました♫

 
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2013 モレッリーノ・ディ・スカンサーノ(ポデーレ414)
 2013 Morellino di Scansano Podere 414
 生産地:イタリア,トスカーナ州グロッセート県スカンサーノ村
          モレッリーノ・ディ・スカンサーノDOCG
 生産者:ポデーレ414
 品 種:サンジョヴェーゼ85%,
     チリエジョーロ&コロリーノ&アリカンテ&シラー15%
 

 「モレッリーノ」とはサンジョヴェーゼ種の別称。すなわちこのワインは、トスカーナ南部スカンサーノ村(を中心とした地域)で造られる「キアンティ」と言えそうです。
 ぶどう品種の旨みが美味しく、シルキーなのどごし、濃厚でありながら上品なトスカーナの赤です。
 
 

 と、まあこんな感じのワインです。
 
 
 

 初めてこのワインをグラスに注いだ時のつやつやした美しい濃厚なルビーに驚かされ、そして口にした時の親しみのあるその美味しさにさらに驚かされました。
 
 

 最近では、トスカーナのサンジョヴェーゼ種のワイン(ブルネッロ,ヴィーノ・ノビレ,キアンティ,…)でさえ、どうも気難しいものが増えてきているような気がします。そんな中このモレリーノのわかりやすさは貴重です。
 

 それもそのはず、オーナーであるシモーネ・カステッリの実父はトスカーナで多くのワイナリーの醸造コンサルタントを行っているマウリッツィオ・カステッリなのです。このポデーレ414でも高名な父の助言を受けつつ、シモーネ自身が栽培から醸造までを行っています。

 

 いわずもがなではありますが、栽培においては無農薬有機栽培を実践。醸造も野生酵母で行っています。より自然な栽培と醸造を心掛けているのです。

 
 

 つやつやした外観ではありますが、つんっと澄ましたところがなく、飲み手を温かく包み込んでくれる、そんなツンデレな(?)トスカーナの赤です。

 
 
 

 みなさまも、ぜひ。
 
 

 さて、気になるお値段は,…。

 
 

 3,240円(税込)です。
 
 

 ではでは。