気になるワイン その812020年5月20日(水)

 
Chateau_Chene_Liege
 
 

 超お買得な本物のポムロールに出会いました。♫
 
 

 とりあえず、簡単な説明を。
 

<赤>
 2015 シャトー・シェーヌ・リエージュ
2015 Chateau Chene Liege
 生産地:フランス,ボルドー地方ポムロールAOC
 所有者:ニアルフェックス家
 品 種:メルロー95%,カベルネ・フラン5%
 

 1896年設立の老舗シャトー。40年以上の古木のメルローを使用し,減農薬栽培でていねいに育てられた,小さな畑から年間9000本程度の少量生産。セメントタンクで醗酵。樽熟成24ヶ月。
 ポムロールらしい優美で濃厚なスタイル。
 今飲んでも美味しいですが,10年以上は熟成可能です。
 

 と、まあこんな感じの赤です。

 
 

 ポムロールと聞くと,ボルドーの赤ワインの中でも最も高価なシャトー・ペトリュスを始め,シャトー・ル・パン,ヴュー・シャトー・セルタン,…などなど,とにかくキラ星のごとく輝く名だたるシャトー群がすぐさま思い起こされます。21世紀に入り,これらのシャトーの価格は数万円~数十万円と高騰しています。そんな高級ワイン産地のポムロールで,ポムロールACゾーンの中心地にある,わずか2ヘクタールほどの小さなブドウ園がこのシャトー・シェーヌ・リエージュです。19世紀の終わりに設立された1万本に満たない生産量の家族経営のマイクロ・ワイナリーです。
 
 

 さっそく抜栓してみましょう。
 色は黒みがかったガーネット。プラム,ブラックチェリー,…の黒系果実のアロマ,そしてロースト香の心地よいブーケ。
 一口含むと,口当たりはやさしく,きれいな酸と濃厚な果実味が相まって粘りのあるボディが口中になめらかに広がります。余韻も素晴らしく,オークの風味が長く長く残ります。
 
 

 ところで,ヒュー・ジョンソン,ジャンシス・ロビンソン共著『世界のワイン図鑑』第7版では,メルロー種の説明の中で,「メルローは単一品種としての存在感も持っており,…,ポムロールでその長所を最大限に発揮し,官能的でビロードのようになめらかなエッセンスをもたらす。」と記述されています。
 

 このシェーヌ・リエージュは「官能的でビロードの…」とまではいかないかもしれませんが,そろそろ飲み頃が始まっており,向こう10年はポムロールの快楽を堪能できることでしょう。

 
 

 合わせる料理としては,ここは王道のタンシチューでいただきたいと思います。
 
 

 みなさまも、ぜひ。
 
 

 さて、気になるお値段は,…。
 
 

 5,400円(税別)です。

 
 

 ではでは。